/ 7月 1, 2015/ 日常

私が四十路をまじかにして、今一番覚えたいと思うのは、着物の着付けです。年齢と共に、着物の持つ美しさや、奥ゆかしさを実感する機会が増え、その魅力を感じています。

着物と言えば、卒業式や結婚式、また葬式などの大きな節目の時に着るのが一般的だと思います。
やはり人の手を借りなければならないので、気軽にと言うよりは特別な時以外は着れないという億劫さを、みんな感じているのではないでしょうか。

しかし普段のおでかけなどで、サラッと着こなして歩いている女性を見ると、なんて素敵なんだろうと惚れ惚れしてしまいます。

もちろん普段使いで着物を着て歩けるなんて、お金も時間も裕福な人だけというイメージは否めません。

しかし明治・大正時代には、日本人はみな普通に着物を着こなしていたと考えると、立派な着物でなくてもオシャレを楽しめるのでは?!とも思います。

今の時代だからこそ、和装がもっと広がって欲しいです。

夏になると、若い女性の浴衣姿など良く目にしますが、日本人の黒髪に和装はとても似合っています。

しかし、着こなしがだらしないと、品が無く見えてしまったりもするので、やっぱり難しいのかとも思います。

また実体験で言えば、着物は着付けの仕方ひとつで、快適具合も違ってきます。

上手に着せてもらった時は違和感がありませんでしたが、悪かった時は手先に血が通わず、苦しくて倒れそうでした。

もっと若い時から着物の魅力に気が付いて、着付けを身に着ける勉強でもすれば良かったな~と今になって思います。

自分だけでなく、身内の冠婚葬祭など活躍の場は意外と多いのも現実です。

そして着物は何も女性ばかりではありません。

私は着物男子にもときめきます。

ビシッと着こなす正装も素敵だし、ちょっと着崩れた着流し風にも色気を感じます。

年輩男性は渋いですし、若者も粋な感じがたまりません。

男女ともに、いつもと違うギャップをアピールできるのも、和装の良さだと思います。もし私にお金と時間があったら、着物が似合う素敵な女性になりたい~と夢見ています。

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